顕彰事業は、当財団の中心となる事業で、日本および韓国において、教育・文化・スポーツ分野における青少年の草の根交流に尽力し、顕著な成果を挙げた個人または団体を発掘し、名誉ある高円宮賞を授与して、世に広く顕彰するための事業です。
具体的な実施要領は以下の通りです。
1.顕彰対象
草の根レベルで、日韓青少年の教育・文化・スポーツ分野での交流に貢献し、
成果を挙げた個人または団体
*草の根交流のおおまかな定義:政府・企業等に属さない一般市民層
(個人またはグループ)による交流活動で、地域に根を下ろした地道な活動を指す。
(NPO・NGO活動や、個人による ボランティア活動を含む。)
2.対象となる教育・文化・スポーツ活動の内容
教育:日韓学術交流、日本語・韓国語教育、日韓共同研究、その他
文化:武術、音楽、舞台芸術、伝統文化、その他
スポーツ:日韓にまたがる活躍、日韓独自競技の普及発展、その他
3.活動の対象期間
顕彰の対象となる活動は、原則的に前年度に実施されたものとするが、それまでに
一定期間継続されており、今後も継続・発展するであろうものが望ましい。
4.選考方法
- 当財団顕彰規程に基づき、各団体から推薦された案件から、教育・文化・スポーツの
- 各分野に有力案件を選抜し、日韓の有識者から構成される選考委員会での審議によって
- 受賞案件(4件)を選考し、理事会で決定する。
5.選考基準
・草の根交流であること(特定の団体・企業等の支援を受けていない地道な活動)
・単発ではなく継続していること(出来れば10年以上)
・民間の善意に基づく活動であること(政治的背景や思想的意図のないこと)
・活動が定着し、効果をあげていること(地域に根差した活動で、ある程度認知されて- 周囲から好意的に受け止められること。)
以上